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愚老庵ノートSo Ishikawa

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この世とあの世 Part2

この世とあの世 Part2

今年もお盆の季節がやってきました。お盆には亡くなった人たちの霊が、生前住んでいたところに戻ってくると言われています。私には霊の姿が見えませんから、それが本当のことかどうかわかりません。

しかし、迎え火を焚いて先祖の霊を迎え、お盆の期間を一緒に過ごした後に、送り火を焚いて送り出すという、この日本の伝統行事が私は嫌いではありません。

「この世」の生活に追われていると、ついつい「あの世」の人たちのことを忘れてしまいます。お盆は、あの世に旅立った懐かしい人たちのことを思い出させてくれます。

亡くなった人たちは肉体を持っていません。何かを伝えたいと思ったら、私たちの心にその想いを送信するしかありません。しかし、五感で捉えた物質の世界に生きている私たちには、なかなかその想いが届きません。

「もう一度この世に生まれたい」「肉体を持っていた時のようにコミュニケーションがしたい」霊になった人達の多くが、そんな思いを抱くと言われています。

スエーデンボルグによれば、霊界では、霊たちは自分の意識レベルに相応した世界の中で、似た者同士が集まって無数の「均質な村」をつくっているそうです。

「あの世」では、生きる目的や願いが違えば、同じ村で暮らすことはできず、離れ離れになって、交流することさえも難しくなってしまうそうなのです。

「この世」には、異質な世界が混在していて、肉体というモビルスーツを纏うことによって、霊たちは自分が望めば、天国から地獄までどんな世界とも交流することができるといいます。

霊となった人たちは、自分とは違う世界に行った人と出会うために、「この世」にもう一度生まれたいと願うのかもしれません。

生まれ変わりは本当にあるのでしょうか? 私にその答えを与えてくれたのは、エドガーケイシーのライフリーディングでした。

エドガーケイシーは、催眠状態で潜在意識とコンタクトし、相談者の「魂の記録」にアクセスすることによって、多くの人たちの悩みや疑問に答えたアメリカの超能力者です。1945年に亡くなっていますが、ニューエイジ思想に大きな影響を与えた人物として知られています。

ライフリーディングは、ケイシーが読み取った相談者たちの転生の記録で、そのファイルの数は2000件にも及んでいます。

時空を超えた「魂の旅路」の膨大な記録は、転生輪廻が存在することを私に確信させるのに十分なものでした。

ファイルによれば、霊たちのために「この世」に何度も、転生のステージが準備されるそうです。そして、霊たちはそのステージで、毎回違う肉体を纏って様々な役柄を演じながら、カルマを修正し、魂の願いを果たそうとするのです。

この世のステージで演じられる肉体と魂の相克のドラマは、深い感動とともに、「人は何故生まれ変わるのか」という転生のアルカナを、私に開示してくれました。

NATURE通信 July 2022 夏雲変幻
https://nature-japan.com/post_nature/tsushin-jul2022-5/

 

この世で肉体を持って生まれる時に、魂は「転生の記憶」を全て失うそうです。それは、過去の負債を一度リセットした状態で、新しい人生を始めるための天の計らいなのだそうです。

目の前にいる相手が、過去世でどんなに愛した相手でも、どんなに憎んだ相手でも、記憶を喪失した私たちには、それが思い出せないのです。

袖擦り合うも他生の縁という言葉がありますが、毎日のように顔を合わせる家族や友人、仕事で頻繁に出会う人たちとは、過去のステージでも深く関わっているはずです。

表面意識ではわからなくても、潜在意識の深いところで、何とも説明のできない「懐かしさ」や「嫌悪感」を感じることはないでしょうか。

いつの時代に、どんな場所で、どんな関係を結んできたのか? 夫婦だったのか、親子だったのか、兄弟姉妹だったのか。敵だったのか味方だったのか。友人だったのか恋人だったのか。

人間の本質が、永遠の生命を生きる魂であるという視点を持った時、平凡に見える現在の日常生活は、長い旅路の果てに到達した転生の最新ステージへと変貌します。

何故その相手と再び出会うことになったのか。カルマを修正し魂の願いを叶えるために、生まれる前にどんな課題を設定してきたのか。

今、出会っている一番身近な人たちの中にその解答があると、ケイシーのリーディングは教えてくれています。

「肉体の私」ではなく「魂の私」が願ってきたことは何なのか。お盆の期間、夏空に広がる雲の峰を眺めながら、もう一度そのことを考えてみたいと思います。

 

ライフリーディングファイルに興味を持たれた方には、アメリカの心理学者でケイシーの研究者、故ジナ・サーミナラ博士の著作をお薦めします。

ジナ・サーミナラ 著作

2022/7/22

Tags:内宇宙の旅

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