愚老庵ノートSo Ishikawa
風を録音する
今年の冬は、波と風のドラマを収録するために、風の強い晴れた日を狙って、何度も海に出かけています。
風は映像にとってはドラマを生み出す強い味方ですが、音声は強い風にマイクが吹かれて、「ボコボコ」になってしまうことが多いのです。
映像は素晴らしいのに同録した音声が使いものにならず、これまでも何度も悔しい思いをしてきました。
イメージに近い音を探して映像に合わせてみても、どこか不自然になってしまうので、風の音は、後処理してでも使える音を、何とかしてその場で収録しておくようにしています。
NATURE通信 Jan.2021 海と砂風
https://nature-japan.com/post_nature/tsushin-jan2021-3/
強い風を録音するために
アウトドア用のマイク風防を使用する。
バイノーラルマイクで別チャンネルに並行録音する。
このマイクはイヤホンのように耳に装着するマイクで、現在テスト中だが、風対策にも有効。
https://adphox.co.jp/microphone/
風を避けて「音」のベストポジションを探し、音声を別録りしておく。
同時録音にはならないが、心の旅に出るためのサウンドとしては、こちらの方が良い音が録れることが多い 。
2021/4/2
Comment
コメント投稿には会員登録が必要です。